おちゃのこネット主催ネットショップセミナー Vol.18顧客リレーションの作り方
久しぶりに東京でおちゃのこネットのセミナーを開催しました。当日は朝から寒く東京は雪模様。集客はあまりよくありませんでしたが、そのぶんオンラインで視聴いただいた方も多かったです。ご協力いただいた講師のトントンパンの井藤さん、パネラーの文庫屋大関の田中さんご夫妻、F.P.イタリアの久枝さん、ありがとうございました。
井藤さんは私たちスタッフ以上におちゃのこネットの機能を使いこなしてらして、特にステップメールを活用したリピーター作りに成功されています。高いデータ分析リテラシーと相まって、そのIT力を遺憾なく発揮なさっています。あの緻密なExcelシートをご覧になって驚かれた方も多かったと思いますw 非常に即効性の高いノウハウをご開示いただけたと思います。
後半のパネルディスカッションはうって変わってネットショップ運営の哲学や基本戦略などの考え方が中心。少々抽象的で分かりにくいところもあったかもしれませんが、とても大切なお話しを沢山お伺いできたと思っています。2ショップのお話しを伺って感じたのは、全ては強い商品ありきなのだなということ。他のお店にはない”このお店で買う理由”が明確にあるからこそ、集客や単価アップの努力が実を結びます。結局モールに出店して、他でも買える商品を並べているだけでは絶対に成功なんてないんですよね。深いお話しばかりで、勉強になりました。ありがとうございました。
最近ショッピングカート他社の様子を見ていても、ショップのアカウント数自体は頭打ちになってきている気がします。全体としてはECの流通総額は伸びているんですが、それは勝ち組ショップの伸長と負け組ショップの退場が混ざった状態なのだと思います。これはEC先進国のアメリカで顕著なんですが、それぞれの領域で”カテゴリーキラー”が強くなっていて、モールとか百貨店的な場が弱くなっているんですよね。家電ならヨドバシカメラ、服はZOZO(ZOZOはファッションモールですが…)、靴ならロコンド、みたいに。なので検索でブラウズするというより、最初から指名買いが主流になっていますし、今後ますますその傾向が強まると思います。そうなると大事なのはブランディング。自店舗の存在をいかに強く印象付けられるかの勝負です。だから余計に楽天やAmazonに出店してる場合じゃないんです。本店をいかに強くするか。強いお店は最初からそういう戦略を組み立ててらっしゃいます。
少しでも多くのお店が成功されますように、今後も価値の高い情報をお届けして支援させていただきたいと思っています。次回は関西でお目に掛かりましょう!
コメント