アメリカの覇権が終わる日

歴史上終わらなかった覇権はない。アメリカも例外ではない

当たり前と言えば当たり前なのかも知れませんが、ショックを受けました。歴史的に見れば、イギリスもスペインも覇権国でした。そしてその覇権は時代の盟主に取って代わられています。ですからアメリカだってその例に倣ってもなにもおかしくないのですが、現代に生きる我々にとってアメリカの存在感は別格。常に新しい産業を生み出し、カルチャーで世界をリードし、軍事力で睨みを利かせる。そのアメリカが没落する日が来るのでしょうか。

もし本当にその日が来るのなら、次の覇権国は中国でしょうね。アメリカの人口は3億3千万人、片や中国は14億人です。今は中国の一人当たりGDPは1/6ほどしかありませんが、仮にこれがアメリカの半分のレベルに到達するとしても現状の3倍のGDPに成長する計算です。これはもう規模でアメリカを追い抜くのは自明の結論ですよね。

とはいえ、言論統制の厳しい社会で、自由闊達なアイデアの創出が起こるというのは考えにくい。となると相変わらずアメリカが創造性ではリードしていくのかもしれませんが、アメリカのアイデアを上手くパクって量的に凌駕していくストーリーには現実味があります。アメリカはこれから更に社会が荒れていく可能性が高く、貧富の差が大きい不安定な国になっていくのでしょう。中国は共産党によるコントロールが適度に社会の安定性をもたらしていく気もします。

その時日本はどうなっているのでしょう。私は個人的に「愛人ポジション」がいいと思っていますw 主演は張れなくとも、映画にもドラマにもヒロインは必要。愛嬌と独特の魅力で主人公から求愛されるカワイイ国。それで充分なんじゃないでしょうか。だから日本は今のままでいいんです。敵を作らず、さりとて迎合もせず、独自の文化とコンテンツを追求する。西洋的価値観から一線を引いた唯一無二のキャラクター。上手にアメリカと中国の気を引いて、世渡りしていきましょう。磨くべきは腕力ではなく、女子力です。

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