「薪火 全」(洲本市)

このBLOGに写真を投稿しようと思い立ったのは、小さなスマホの画面でInstagramを見ているだけでは伝わらない写真の表現力をお見せしたかったから。今回お伝えしたいのは、特に中判カメラの魅力について。カメラを始めた頃から中判の存在は知っていましたが、誰がこんな高いカメラ使うんだろ、くらいにしか思ってませんでした。まさか一年後に自分が中判の魅力にとりつかれているとは…。

こちらはHASSELBLADの907X & CFV100C + XCD 2.5/38mm の組み合わせ。16bitの色深度が織りなす中判ならではの階調表現をご覧下さい。

https://www.instagram.com/makib_zen

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今回ご紹介するのは淡路島の洲本市に週末だけオープンする隠れ家レストラン。大阪で30年以上肉料理のお店を経営されてきたオーナーの拘りが詰まった名店です。

お店の屋上から淡路島の東岸を望む

基本的にオートでシャッター切っているだけのJPEG撮って出しですが、HASSELBLADはアンダー目に画が出ますね。後で幾らでも持ち上げられるから、ということなんでしょうか。その通りなんですが。

カウンター8席のみ

平日は大阪市内の既存店舗にいらっしゃるのでこちらのお店のオープンは週末のみ。二日前までに予約が必要ですが、6名以上の予約で貸し切り対応が可能とのこと。この空間は気の置けない友人や家族とじっくり味わいたい。

たまたま私がカメラ席w

良いレストランというのは佇まいからして違う。コースがスタートする前から今宵のドラマに胸が高まります。

今宵のメニュー

季節の食材をチョイスされますので、メニューも価格も随時変動します。

目の前でオーナー自ら腕を振るう
スタートから全ての品が全力投球
目でも楽しめる工夫が随所に
この塊感を見よ
ここのお店のキモはやはり肉
オーナーシェフのお人柄が更に場の雰囲気を盛り立てる
魚介類も地元の食材
お肉だけじゃないんですよ
これだけの鮮度の雲丹はなかなかない
お会計が怖くなるサイズw
この材料で作るパエリアが美味くないわけがない
皆さん締めまでお腹が保たずw
オーナーシェフご夫婦

撮った写真はリビングの大画面TVで見ることが多いんですが、HASSELBLADの写真には惚れ惚れします。私はAPS-CのFUJIFILM Xシリーズからカメラを始めましたのであまりセンサーサイズに拘りはないんですが、やはり暗部の表現力には違いを感じます。

最近は中判カメラが注目を集めてきている気がします。HASSELBLADだけではなくFUJIFILMのGFXシリーズも好調な様です。思うに、これだけLeicaが人気で、しかもあんなに値段が毎年上がってしまうと、中判カメラにも手が届いてしまいますよね。人と違うものを使ってナンボのYouTuberとかが徐々に中判に手を出していますので、これから一般ユーザーにも広まっていくんじゃないでしょうか。

個人的には一億画素でもうお腹いっぱいなので、これ以上の高画素機は不要です。何よりRAW画像一枚当たりの容量が200MBもあるんですよね。五枚で1GBですよ! 撮っているときは夢中でシャッター切るんでいいんですが、帰宅してファイル整理しているとファイルサイズにビビります。これだけの高画素・大容量で撮るべき写真って何なのか、考えちゃうんですよね。なのでこれはというとっておきの時しか持ち出さないんですが、久しぶりに見るとこのクオリティには圧倒されます。写真趣味の半分はカメラそのものを触っているところにあると思いますので、所有する歓びはこれに勝るものはないと思います。ぜひ一人でも多くの方に中判の魅力を味わっていただきたいなと思います。

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