株価暴落にうろたえない

昨日の株式市場は悲惨な状況で、ブラックマンデー以上の下げ幅となりました。NISAで最近投資を始めたばかりの人たちが狼狽売りしてるという話もありますが、じっと堪えて我慢しましょう。追加で買い足した方がいいかな、くらいの気持ちでいることが大事です。

そもそも、株式投資をするということ自体が、資本主義マーケットメカニズムを信用するということです。短期的にはアップダウンしますが、長い目で見れば経済は成長する、未来の株価は上がる、という根本認識が前提です。そしてその認識は正しいと思います。もちろん個別の企業は栄枯盛衰の波があります。あれだけ栄華を誇ったインテルが赤字でリストラを迫られています。それだけ環境の変化にアジャストしくことは難しいこと。それでも敗者に代わって必ず時代の寵児が現れ、マーケットを引っ張っていく。その新陳代謝のダイナミズムこそが我々が信任する資本主義の根っこです。

普通の市民は、黙ってインデックス買って放置、が最善の戦略。好きな会社があれば応援するつもりで買ってみる。でも無くなっても生活に打撃を与えない余裕資金を投資に回すのが基本です。一喜一憂せず、大らかな気持ちでいましょうね。あ、FXとかデイトレとかやってる人はすぐにやめた方がいいですよ。絶対に勝てませんし、何より気持ちが荒みますから。