イスラエル、酷いですね。難民キャンプを爆撃して無差別攻撃なんて地獄の非道です。そりゃ永遠に遺恨は果てませんわ。ガザ地区もヨルダン川西岸地区も制圧して、イスラエル領として統治することになるのでしょう。しかし、パレスチナからのテロも永遠に続くことになります。結果的に誰にとっても安息の日々なんて訪れない。いい加減に大人の知恵を発揮する余地はないんでしょうか。溜息が出ます。
我々日本人はこの残酷な世界政治の現実とどう向き合えばいいんでしょうか。私は「国としての女子力を磨く」のがいいんじゃないかと思っています。
女子力って聞くと馬鹿にされるかもしれませんが、実はこれって凄く大事なスキルですよね。力のある男性は、結局自分に見合った良質な女性とのお付き合いを望むわけです。世界が厳ついマッチョ男性だけの世界では成り立ちません。日本は戦前には同じようにマッチョになろうとして失敗しました。西洋列強は日本を同じテーブルを囲むポーカー仲間とは見なさなかったのです。そこには人種差別意識もあったでしょうし、新興勢力への警戒感もあったでしょう。日本は一旦富国強兵路線をリセットし、平和裏にアメリカ追従路線を選択しました。もう我々にはマッチョ国家という選択肢はないのです。
しかし戦争を放棄し、武力に頼らない平和国家としての日本の価値は下がったのでしょうか? 逆ですよね。むしろ今後も魅力は高まる一方だと思います。考えて見てください。日本は質の高い製造業を擁していて、キーデバイスや新素材の製造では強い存在感をキープしています。Appleだろうがテスラだろうが大事なパーツには日本製が多く採用されています。インフラ整備においても日本のODAが効果的に機能しているのはご存知でしょう。そして今や世界のカルチャーシーンに欠かせないのがジャパン・コンテンツです。こうしてみると、日本はもう手放せない魅力的な女子国家ですよねw クラスにいる誰もが仲良くしたくなる”イケてる女子”を目指すのがいいんだと思います。
勿論最終的に国土を守るのは自分自身の手です。アメリカが本気で尖閣諸島や北方領土の守護をしてくれると期待するのはあまりに牧歌的です。それでも、アメリカやEU諸国、ロシアに中国、中東から中南米・アフリカ諸国に至るまで、世界は暴力に満ちあふれています。この殺伐とした現状から見ると、日本の平和で穏やかな国情はとても魅力的に見えるのではないでしょうか。誰だって毎日を安らかに暮らしたいんですよ。お金があったからって、それがビクビクとした警戒と敵意の代償であれば、羨ましく思えるのでしょうか。皆さんだって、アメリカより日本に住みたいと思っているから、今こうしているわけですよね。これは時代が進むにつれ、より評価されるポイントになると思います。ニコニコと笑っているスキルフルで魅力的な女子国家、日本。悪くない未来像だと思います。
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